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法螺貝

DSC_0410 当山では毎月の縁日護摩のときにホラ貝を吹いています。ホラ貝は漢字で「法螺貝」と書きます。「大音声で仏法を轟かせる巻貝」という意味です。インドではシャンカといい、ヒンドゥー教の神様も持っています。この貝を吹く音は如来の説法の象徴であり、この音を聞けば諸天善神は歓喜して守護を垂れ、悪魔悪鬼は恐れ慄き退散し去るとされています。ですから、密教や修験道の法要や御祈願のときに法螺を吹くのは魔除けであり、道場を清める意味なのです。そして、この音を聞いた人は煩悩が消えて心が清まるとされています。当山の御祈願には修験道の作法も取り入れておりますので特に欠かさず吹いております。ちなみに、修験道でこの貝をよく用いるのは上記の意味のほかに、山での修行の際にこの大音声が連絡にも使えるためです。戦の陣貝としても使われたのはこれと同じ用い方ですね。しかし、修験道や密教で用いる際は、法具としての意味が第一義であることは言うまでもないことです。お詣りの皆様もどうぞこの法螺貝の音に耳を傾け心を清めてください。

三昧法螺声  一乗妙法説  経耳滅煩悩  当入阿字門

宝剣加持

「有重不動」覚盛寺では縁日護摩の後に宝剣による加持を行っております。宝剣は法剣とも書きますが、不動明王の智慧の利剣であり、煩悩や魔障を断ち切る法具です。初代覚盛上人も行っていたとのことで今もさせていただいております。この宝剣は不動明王そのものであり、その智慧と慈悲がそのまま信者様に伝わるように願いを込めて肩と頭に当てさせて頂きます。具合の悪いところがあればそこにも当ててお加持しますので、お申し出下さい。護摩供養の炎にかざした宝剣の功徳を心身に受けにどうぞお詣り下さい。

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